2/24
朝起きられる自信がなかったので徹夜。しかしなぜかギリギリに家を出る。エレベーター降りたときにマフラー忘れたことに気づく。寒い。ちなみに今回は一人で行くつもりだったけど、母方のおばあちゃんが関西に住んでいるので母も一緒に行って久々に会うことになった。お父さんが車で駅まで送ってくれて、別れ際に「お前は本番に強いタイプやけんな」と言われた。全然勉強しない娘でごめんなさい。Z会20万かかったけど10月号までしか終わってなくてごめんなさい。申し訳なさで泣きそうになりながらファミマでほうじ茶を買う。
大分には新幹線が通っていないので小倉までソニックに乗る。一番尊敬している、そして一番私に期待してくれている先生が、世界史の過去問を問題の形式ごとにまとめたプリントを作ってくれているけど例によって全く終わっていない。解き始めたけど本番2日前なのにブワイフ朝が思い出せないことに絶望し、眠気にも負けてすぐやめる。新幹線に乗り換えて寝る。新大阪でおばあちゃんと待ち合わせ。指定された改札に行くも何故かおばあちゃん側が迷子。電話で連絡を取る母の声が完全にイライラしていて、娘、焦る。2年半ぶりに会ったおばあちゃんはめちゃくちゃ小さくて、耳が遠くなっていた。一緒にお昼ごはん。チャニさんのアクスタを出して写真を撮っていると「それは、友達…ではないんやろ？」と言われた。
後ろの席からも大分弁が聞こえてくる気がする。耳をそばだてて「〜ちょん」という語尾を確認。絶対に大分弁だ
おばあちゃんが言うにはなんでも温かい飲み物を飲むのが一番、らしい。そういえば、友達から「R-1ヨーグルトを飲めば体の全ての悩みが解決する」と言われたことがある。彼も今頃受験会場に向かっているだろうけど、R-1飲んでるかなあ。
また改札への行き方でおばあちゃんと母が揉める。もう改札なくなれ。電車で宿に向かう。おばあちゃんは途中で降りてバイバイしたけど、帰る日にまた会いに来てくれるらしい。ボックス席の向かいが空いて、いかにも関西っぽいおばあちゃんと、普通のおばさんが座ってきた。私のキャリーケースが邪魔で狭いけど「かまへん、かまへん」と言われた。関西だ。河原町で乗り換え。高校生と親、っぽい2人組が何組もいる。フロントに荷物を預けに行く。ミスで2人部屋を2部屋予約していた。そういえば「なんか2部屋になる〜」とか言いながら入力してた気がする。その時に電話すればよかった。なんで母に任せたんだろう。シンプルに損。フロントの人に文句を言う母、「たまにいるんですよそういう方〜」なフロントの人。どっちも(ちょっとだけ)どうかと思う。そういえば自分で韓国の宿とったときも2人部屋しか空いてなくて1人でベッド2つ使ったな〜。
歩いて下見へ。学帽と学生服の人がいる。京大、学帽と学生服の人いがち。熊野寮のパンフとカントリーマアムをなぜか2つずつ貰う。吉田寮パンフはめちゃくちゃ分厚くて、綴じられていなかった。高1の夏休みぶりに歩く百万遍にテンションが上がる。総人広場でウロウロしていると掲示板の場所を教えてくれる優しいお兄さん現る。当然その正体はお部屋紹介バイトの方だったが受かる予定があんまりないのでお断りし、カントリーマアムを1つおすそ分けする。母が行きたいというので吉田神社へ。メインの参るとこがどこか分からん。無駄にいろんな階段を上り、いや、こっちただの山やんとなる。体力を消耗。
歩いて来たのにタクシーで帰る。贅沢。母、宿到着即就寝。寮パンフを眺める。「浪人の1年間全く勉強していなかったがヤマが当たりまくりまぐれで受かった」という話に心を打たれる。ツイッターに勤しんでいたら夕方になる。フォロワーに会えそうだったけど母が起きてきたのでコンビニで夕食と翌日の朝食を調達。部屋に帰ってみると箸がない。1マス戻る。宿の風呂、寒い。
2/25
日付が変わる。そういえば赤本が新品のままであることを思い出す。問題と答えをベリベリ剥がす。数学の過去問を解いてみる。分からん。Snow Manの深澤辰哉くんのことで頭がいっぱいである。深澤くんのウィンクは魔法。友人やフォロワーから応援のリプをもらう。担任に京大だめでしたの電話をするイメトレをし、寝る。
7時前に起床。おにぎりと豚汁を食べる。歩いて行ったらギリ間に合わん時間に宿を出る。タクシー拾えるかチャレンジ、失敗か？遅刻するぞ…というところで運良く拾えた。総人広場に着くとなんか小さめのキュウべぇが何人かいた。みんな古文単語帳開いてるから一応開く。
なんやかんやで試験開始。国語は大問3→2→1の順に解くことにしているのでその通りに解く。普段の模試は3の古文をノリで解いていたが、本番だから悔いが残らないように…とやたら丁寧に解き、時間が足りなくなって現代文をノリで解くことになる。そういうこともあるんだ。ちなみに古文を解いているとき、頭の中ではずっとAcrobaticが流れていました。Baby Do it Do it 恋はアクロバティ〜ック…割とグイグイ行く話だった気がするのでBGMとしては正しい。
昼休みが2時間もあり、落ち着かないので20分歩いて宿に戻る。Googleマップに従うと謎の道を通らされるの、何なの？お昼もコンビニ飯。再び20分かけて京大に戻る。入室してみると最後だったので「え？」と思う。え？
数学の試験が始まるが、解答用紙がやたらデカく、いつもならウケているところだが余裕がないので笑えない。思い返してみると最後に受けた模試で私は150点満点の6点を取ったのであった。ちなみに志望学部である総人の配点では、文系で唯一数学が200点換算になる。数弱は総人受けるな。とりあえず大問1を解いてみる。定積分だ。解けた。マジ？嬉し〜！2を解こうとしてみる。式を立てるが私が対応できる文字の数を超えているので諦める。大問3、もう全く何をしたらいいのか分からない。4は球と言われた時点で諦め。分からなさすぎて時間が余ってしまうので最後の大問である5のラテン方陣の個数を書き出す。組み合わせを数えていると、なんか4×6に4！を掛ける感じになった。しかしここで4×6=16という驚きの計算。終盤に気づいて修正。あぶね〜
帰りに記念撮影しました。
迎えに来てくれた母に「学内が禁煙やけん吸えるところ探しよったら吉田寮で吸えるっち言うけん一服してきたよ」と言われる。もう一回寄りたいと言い出すので行く。まあそれはいいけどちゃんともう一回場所借りていいか許可取り直せよ。勝手に灰皿あるとこにずかずか入っていってるけど、図々しすぎない？怖…
晩ご飯はちょっと良いお弁当を買ってきてくれていたのでありがたく頂く。「あいつは？」と言われたのでまた写真を撮る。アクスタとしか写真撮ってないな
滋賀のローカル番組を見て爆笑。中継先の映像が荒すぎる。ギャラリー空の歌が頭から離れない。Aぇが出るというのでうたコンを見ながらLINEで送られてきたスノの組体操を見る。あの、ふかちゃんだけアシカショーみたいになるやつね。目が忙しい。暖房のせいか鼻水が止まらなくなる。トイレでもお風呂でも深澤辰哉くんの姿勢の悪さについて真剣に考える。相席食堂を流し聞きながら、世界史の一問一答を解く。ベッドと机の間が狭すぎるのでマットレスをずらしてベッド本体を椅子にした。全く解き終わらず、深澤辰哉くんの顔のパーツひとつひとつについて真剣に考え始める。
2/26
なんか日付もいつの間にか変わっている。しょうがないので就寝。
同じような時間に起床。今日はすんなりタクシーが拾えた。センターの日も2日目は特にお腹が痛かったのを思い出す。痛い。英作文のテキストを読んでみるが、めちゃくちゃ基礎の基礎から忘れていることに気づき絶望する。
試験が始まるが、傾向がだいぶ変わっているっぽいことに気づき、なんか笑う。京大なんやけん和訳ばっかり出せよ〜。英作文が2題あるパターン、気分は下がるが大問2の配点が少なめになるので若干ありがたい。しかしどの大問も全然手応えがない。
長い昼休みの4分の1をトイレで過ごす。深澤辰哉くんのうなじを見て士気を上げる。aikoがサブスク解禁と聞いてワクワクしていたので、TLで見かけた曲を聴きながら外のベンチでコンビニ飯を食う。世界史の見直しをしてみるが明らかにセンター前より記憶がスカスカになっている。おしまいだ。先生に申し訳なくて既に気分が悪い。緑の封筒にまとめて入れられた世界史・日本史・地理の解答用紙は3種類の緑色をしていて綺麗だった。論述問題をチラ見してから一問一答を解く。分からん。この間の授業で「最近では○○族という言い方は避けられるようになってきている(例えば女真族は女真人と表記)が、ムハンマドの一族であるなんたら族だけは教科書でも"族"表記のままなんだよ」と聞いた。が、まさかそのなんたら族が問われるとは思っていなかった。今調べたらクライシュ族でした。残念。論述は普通に赤ちゃんみたいな文章を書いてしまいました。あんなに添削してもらったのに教科書見ないと書けないから意味ないんだよね はあ
とりあえず受験生生活が終わった。母と合流してタクシーで大丸に向かう。おばあちゃんと合流してお弁当やらフルーツサンドやらを買ってもらう。嬉しー。お弁当は新幹線に乗ってすぐ食べた。焼肉は蒲焼さん太郎の味がした。ローストビーフもあって、タレが刺身醤油すぎたため魚介類を食べている気分だった。美味しくないわけではなかった。ああ、終わったんだなあと思いながら、寝る。広島で起きる。山口でまた寝る。小倉で降り、ソニックに乗り換え。途中で前の列車がイノシシと衝突し、遺骸の撤去待ちで30分くらい止まる。23時ごろ自宅に帰りつくがフルーツサンドの消費期限を思い出し急いで食べる。
帰ってきた2徹お父さんにたぶん落ちたわと報告。親子でゲラゲラする。普通に早く寝てほしい。太りすぎて取れた制服のスカートのホックをそのままにしているので、あさっての風紀検査に備えて付けなければいけない。めんどくさいので放置。とにかく深澤辰哉くんのことを考えている。明日は何しようかな。受験生になるからバレエもバイトも辞めた。現場も我慢した。その分勉強したわけでもなんでもないのに。Z会も取ったが、最初に書いた通り10月号までしか終わっていない。今からちょこちょこ出して努力賞ポイントを回収しようと思う。最後まで私は私でしかなかったけど、まあこんなもんかなと思う。後期はロザンの京大じゃない方の大学に出願している。ロザンのオタクか？そちらは2次試験も面接もなくセンター試験の点数で決まるので、私の受験生生活は本当に今日で終わりだ。センターリサーチでは1位か2位だったし、たぶん受かっていると思う。これで落ちていたらそれはもうそういうお告げなので、まあ、その場合は、それなりにアレしてやっていきます。とりあえず寝て、明日は短期バイト探すか〜。
